2015年に京成バスからやって来た更生車で、当時の社番は5189です。
同年に関鉄入りした同車種の9395TRと塗装の仕方はほぼ同様ですが、9395TRのホイールが車体色のグレーに塗られているのに対し、当車はシルバーに塗装されています。
また同型式ではあるものの、年式が一年古い2002年式の9388TCと比較すると、前扉すぐ後の窓枠の形状に違いが見られ、仕様の変更がこういった面からも伺い知る事が出来て面白い所ですね。
内装は最近関鉄でもよく見られる京成の2002年以降の標準仕様で、窓の縦横の桟にはオージWS-220、手擦りにはWS-240が取り付けられています。ところで、関鉄車のWS-220はシルバーに塗られたものを見る事が大半ですが、この9398MKではどういう訳か車内のとあるシート脇の釦がゴールドに塗られています。
私はこれをドライバーの方に教えて頂いたのですが、どうも駿豆線の“ハートのつり革”の話に近いものを感じました。どうやら京成時代からのものだというお話です。
登録番号 : つくば 200 か 578
社番 : 9398MK
所属営業所 : 水海道
型式 : いすゞKL-LV280L1
ボディ : ERGA (いすゞバス製造)
年式 : 2003年(平成15年)