忍者ブログ

標識柱の錆

北九州市交通局 H210

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

北九州市交通局 H210



北九州市交通局が1990年、同市八幡区に開かれたテーマパーク「スペースワールド」の営業開始に伴い駐車場輸送向けに投入し、現在は市内各競艇場への送迎バスとして運用されているエアロスターK三台の内の一台です。

この車の特徴と言えるのはやはり三扉仕様という事でしょう。エアロスターKの三扉車と言いますと、筑波大学が学内バス用に所有していたP尺車、北九州市とこれ位しか把握しておりません。




外装面を見ていきたいと思います。公式側非公式側共に競艇をモチーフとしたデザインが施されており、車体側面にはサボ受けが取り付けられています。これで若松競艇場行か芦屋競艇場行かを示しているようです。
また、北九州市交通局では一般路線向け車輌の行先表示器を全てLED式に換装していますが、競艇輸送向けエアロKは幕式のままとなっており、無料送迎の若松行の際は「ボート送迎(無料)」、有料送迎の芦屋行の際は「ボート送迎(有料)」と表示されます。
尾灯は角型三連コンビネーションランプで後退灯、反射板は丸型のものを備えます。非公式側に目を向けると六分割された大型のコンデンサグリルが目立ちますね。


屋根上にはファンが二基設置されています。




内装です。非公式側には関鉄を彷彿とさせる緑色モケットの二人掛ハイバックシートが並んでいますが、中扉の向かいは座席未設置で詰め込み面も考慮されています。

空きスペースにはこの様に艇の出走表入れが設置されています。

さて三扉で名高い当車ですが、後扉部のステップは埋め込まれシートが設置されており、かつドアスイッチも取り外され、後扉は機能せず、性能は実質二扉車と同じとなりましょうか。









登録番号 : 北九州 22 か 2303
局番 : H210
所属営業所 : 若松
型式 : 三菱P-MP218M
ボディ : AeroStar K (新呉羽) ※三扉仕様
年式 : 1990年(平成2年)
PR

コメント

プロフィール

性別:
非公開

P R